店長とはどうあるべきか?【仕事が上手くいかない時の考え方】

 

毎日仕事をしていれば、上手くいく時、いかない時と波はありますよね。

皆さんは仕事が上手くいっていないと感じる時にはどうしますか?

 

リュウ
私は上手くいかない時に必ず考えることがあります。それは「店長とはどうあるべきか?」です。

 

仕事が上手くいかない時というのは何かが噛み合っていません。その原因を自分以外のことから探そうとしがちです。

ですが、そこで「店長とはどうあるべきか?」と自分に向き合って考えるようにすることで仕事が上手くいくようになりました。

そこで今回は仕事が上手くかない時の考え方として「店長とはどうあるべきか?」をテーマにお伝えします。

 



 

店長とはどうあるべきか?

IMG_5974.jpeg

私が長年店長をしていて、自分自身にストレスを感じたり、お店に行くことが辛く感じる時は悩みを抱えている時です。

そんな時に「店長とはどうあるべきか?」について考えます。これから4つの考え方をお伝えしますが、私はこれらを一つずつ意識して行動することで上手くいきました。

皆さんも参考にしてみてください。

 

 

◉こちらの記事では「店長として大切なこと」として、5つの考え方についてお伝えしています!

 

 

 

① 自分が変わる

IMG_5969.jpeg

店長歴が長いといろんな部下と仕事をすることになりますが、役職では私の方が上でも、社歴、年齢は部下の方が上というケースがあります。

社歴が長い部下ほど何をするにしても昔からのやり方をずっと一貫して行なっているので効率は良くありません。

それで実績が上がっていればまだいいのですが、実績まで下がっているのに昔からのやり方を続ける理由ははっきり言ってないです。

 

ただ、この事実を伝えて

リュウ
実績も下がっているので、これからは新しいやり方に変えてください。

と伝えてもすぐには変わりません。

 

なぜならば、社歴が長い部下にもプライドがあり、私との信頼関係もできていないからです。ただ、店長の私からすれば実績が下がっているやり方を続けられてもマイナスでしかありません。

店長という立場から強引に指示を出して変えることもできますが、それだと部下は心に不満を抱いたまま仕事に取り組むことになります。

 

どうすればいいのかと色々考えた末に「本気で部下を変えたいなら、まずは自分が変わろう!」と思いました。

 

次の項目から自分が変わるためにとった行動を一つずつ解説していきます。

 

 

店長として必要なスキルは何なのか?お店の売上を取るためのポイントをお伝えしています!

 

 



 

② 謙虚な姿勢

IMG_5971.jpeg

店長という立場から、スタッフへの言い方が強かったり、大変な業務はスタッフに任せたりする人もいます。当然ですがスタッフからの評判はよくありません。

 

私も過去に、仕事量が多すぎて余裕がなくなった時は口調がきつくなったり、表情が怖かったりしていました。その時はスタッフが自分のことをどういう風に思っているのか考える余裕もなく、ただ仕事ができていないスタッフに厳しく指導していた記憶があります。 

 

注意

この時は店舗の雰囲気も悪く、売上も作れていないという最悪の状況でした。そこで自分の言動を振り返った時に上から目線の人間になっていたことに気付いたのです。

 

そこで意識して行動したのが「謙虚な姿勢」です。店長という立場関係なく、1人の人間としてスタッフ一人一人と向き合うことを心掛けました。

 

常に謙虚な姿勢でいる」ことを普段から意識して行動すると、スタッフへの接し方も柔らかくなり、自然とスタッフを気遣う言葉が出るようになりました。

この「謙虚な姿勢」を24時間意識した生活に変えることで、誰に対しても謙虚な姿勢で接するので相手も丁寧な対応をしてくれることが多くなり、人間関係の悩みも改善されイライラした感情になることがほとんどなくなります。

もし日頃からイライラすることが多いという人にも「謙虚な姿勢」で過ごすことはおすすめです。

 



 

③ 感謝の言葉

IMG_5972.jpeg

部下に仕事をしてもらうことが当たり前になると感謝の言葉を伝えなくなります。ですが、謙虚な姿勢で部下が何かをしてくれるたびに「ありがとう」と感謝の言葉を伝えることでいい関係性が築けます。

 

ポイント

極端な考え方ですが、今の店舗状況が当たり前だとは考えないようにすると、部下が出勤してくれるから店舗運営ができるのです。部下が辞めて店長が1人になってしまったら売上が取れないどころかお店を開けることもできません。

 

給料がずば抜けて高い、待遇が他社と比べてかなり良いなど、特別な条件でない限りは、「店長の態度が冷たい」「職場の雰囲気が悪い」などの理由で辞めていく人はたくさんいます。

そのような状況をイメージすると、部下が出勤してくれることに対しても感謝の気持ちを持てるようになります。

 

日頃から「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるクセをつけるようにしましょう。

 

 

◉こちらの記事では店長として部下から信頼されるための必要なスキルについてお伝えしています!

 

 



 

④ ギブアンドギブ

IMG_5973.jpeg

自分が変わると決めて行動する上で一番大変だと感じたのが「ギブアンドギブ」です。

 

上記でお伝えした「謙虚な姿勢」「感謝の言葉」を続けていたら部下の態度や仕事に取り組む姿勢も多少は変わっていくと期待していました。

ですが、全く変わらない部下もいます。この時に

リュウ
自分もこれだけ変えたんだから部下も変わってくれるはず…

という期待値が高いほどに変わらない姿を見るとがっかりします。

 

ポイント

ここで一度がっかりしても、「いつかは変わってくれるはず」と信じて、「謙虚な姿勢」「感謝の言葉」を続けていくことが「ギブアンドギブ」です。

 

相手に求めてしまうことを相手に与え続けるという精神力が必要となります。

 



 

まとめ

今回は仕事が上手くかない時の考え方として「店長とはどうあるべきか?」をテーマにお伝えしました。

 

私が意識した4つの行動です。

 

自分が変わる

謙虚な姿勢

感謝の言葉

ギブアンドギブ

 

まずは相手を無理に変えようとするのではなく、自分が変わるための行動を考えます。

そして実践した行動というのが「謙虚な姿勢」「感謝の言葉」「ギブアンドギブ」です。

 

これらの行動は、職場だけではなく日頃から意識して行動することでちょっとしたことでのイライラもなくなります。継続して行うことで精神力も鍛えられますので、一度実行してみてください。

 

今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

-マネジメント

© 2024 ビジコミライフ Powered by AFFINGER5