ミスを隠す人の心理と対処法

仕事でのミスはつきものです。

これまでミスをしたことがないという人の方が少ないのではないでしょうか。

大事なのはミスをした後の対応です。

 

大きく分けると

「ミスしたことを正直に伝える」

「ミスしたことを隠す」

のどちらかになりますが、あるアンケート結果ではミスしたことを正直に伝えると回答した人が圧倒的に多かったそうです。

 

理由としては

「いずれバレるから」

「根本的な解決にはならないから」

「精神的に不安になるから」

など、初期対応がいかに大切かを皆さん分かっていると思います。

 

ですが、ミスをしたことを隠すと回答している人がいるのも事実です。

実際に私の部下にもミスを隠す人がいました。

 

明らかにバレるようなミスでも隠す人がいますが、今回はそういった「ミスを隠す人の心理と対処法」についてお伝えします。

 

 

 

①ミスを隠す人の心理

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適切な対処法を取るためには「ミスを隠す人の心理」を理解しておく事が大切です。

 

〈考えが甘い〉

こういう人が結構多いのではないでしょうか。

 

ミスをしてもバレないならいいや...

という考え方をしている人は、自分のことしか考えておらず、周囲にどれだけ迷惑がかかるのかを分かっていません。

 

自分の中では少しのミスのつもりでも、表面的には気付かないところで事態は大きくなっていることもあります。

 

接客業などお客様が関わることに関して、こちらとしては小さなミスのつもりでも、お客様に取っては許し難い大きなミスだったというケースもあります。

 

 

 

〈叱られるのが怖い〉

これも自己中心的な考え方です。

 

ミスをしても第一に自分の保身が気になり、叱られて嫌な思いをしたくないからミスを隠そうとします。

 

このケースの場合、当然ミスを隠そうとする本人が悪いのですが、職場内が厳しく恐怖政治のような環境であればミスがバレたらどんな目にあうか分からないと考える余裕がない状況まで陥るという人もいます。

 

 

 

〈評価を落としたくない〉

プライドが高い人に多いのですが、ミスをすることで周りから仕事ができない人間だと思われたくないので隠そうとします。

 

完璧主義で自分はできる人間だと思い込んでいるので、ミスしたことよりも自分のプライドを優先して考えるのです。

 

 

 

〈他人に厳しい〉

周りより自分の方が仕事ができるという自負があり、周りの人のミスを見つけると強い口調で指摘します。

 

ですが、自分がミスをしてそのことが周囲にバレると、これまでの強気の自分のイメージが崩れてしまい、メンツがたもてなくなるのでミス隠そうとします。

 

他人に厳しく自分に甘い人の考え方です。

 

 

 

 

あまりにも仕事でミスが続く時には、現状に余裕がなくなっている可能性もあります。そのように感じる人はこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

②ミスを隠すデメリット 

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〈信用をなくす〉

ミスを隠そうとしていたことがバレたら、周囲からの評価はガタ落ちです。

 

言うタイミングがなかった」「すぐに謝るつもりだったなどと言い訳しても、一度崩れた信頼関係を修復するのは困難です。

 

 

 

〈期待されなくなる〉

たとえ今は仕事ができなくても、正直に一生懸命頑張っている人には期待します。

 

たとえ要領が良くて効率的に仕事ができる人でも、ミスを隠すような人には期待しません。

 

 

 

 〈精神面が不安になる〉

心のどこかで「ミスがバレたらどうしよう」という不安があるので、仕事をしていても落ち着かなかったり、夜眠れないという悪循環に陥ることがあります。

 

 

 

〈自身の成長を止めてしまう〉

失敗は成功のもと」という言葉がありますが、ミスを隠そうとする人は自身の失敗を振り返り、次に活かそうとすることをしないので成長がありません。その結果、何度も同じミスをしてしまいます。

 

 

 

ミスを隠す人は「否定的な言葉」を使っていることが多々あります。本人に自覚かがないこともありますので、心当たりがある人はこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

③ミスを隠す人への対処法

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〈ミスしたことが分かった時点で話を聞く〉

ミスしたことが分かれば、そのミスの大小に関係なく、早めに本人から話を聞くようにしましょう。

 

人によっては

このくらいのミスなら黙っていてもいいかな…

と自己判断をして、ミスの基準を決めてしまいます。

 

ですので、どんなに些細なミスでもしっかりと本人から話を聞き、本人のミスに対する意識の確認と共に、次回からは同じミスをしないような対処法を指導することが重要です。

 

 

 

〈頭ごなしに怒らない〉

ミスが発覚して頭ごなしに怒っていたら、ミスした人は萎縮してしまい正直に謝ることができなくなります。

 

そのミスが本人の力量ではどうしようもなく起こるケースもあり、それを確認もせず、ミスをした事実だけで怒ってしまうと本人も心を閉ざしてしまいます。

 

この上司なら話をちゃんと聞いてくれるから、どんなことでもしっかりと報告しよう。

と思ってもらえる信頼関係を築いていくことが重要です。

 

上の立場であれば、ミスをしたらすぐに報告できるような環境作りをしていかなければミスは無くなりません。

 

 

 

〈最悪な事態を想定させる〉

このくらいのミスならバレなければ大丈夫だろうという楽観的な考え方を自分のミスが元で、在籍している部署だけでなく、会社や取引先の企業にまで迷惑がかかることになると最悪な事態になることを想定させます。

 

そして、その最悪な事態を回避するためには今、どうすることが最良であるかを考えさせましょう。

 

最悪な事態が想定できるようになれば「ミスを隠すということが最悪な事態の引き金になっている」ということに気付きます。

 

 

 

〈信頼されなくなることの怖さを伝える〉

仕事は一人ではできません。周囲との協力があってはじめて成立します。

 

ミスを隠すことで周囲からの信頼は無くなり、誰もあなたを助けてようとはしてくれません。当然、協力してくれる人もいません。そのような状況で、孤独を感じて仕事をしていくという怖さを伝えましょう。

 

 

 

〈小さな成功体験を積ませる〉

一生懸命頑張っているのに中々結果が出ないこともあります。

そのような時にミスが続くと自暴自棄になり、ミスをしても開き直ってしまいがちです。

 

このような人には、小さな目標を与えて結果が出せるような環境を作ってあげましょう。

そして結果を出すたびに、その人の行動と結果に対して褒めることで、本人も少しずつ自信がついてきます。

 

結果が出て、周囲にも認められ、自信がつけば、自ずと責任感が芽生えますので、自身のミスに対してもしっかりとした対応を取れるようになるのです。

 

 

 

この本は、科学的にも腑に落ちる「ミスのなくし方」を紹介しています。メール周りやSNSの誤爆から、忘れ物といった身近なミスまで、脳科学・認知科学や失敗学的な知見を踏まえ、それをなくす方法が書かれているおすすめの本です!

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まとめ

今回は「ミスを隠す人の心理と対処法についてお伝えしました。

 

ミスを隠そうとする人に共通していえることは、自己中心的な考え方になってしまっているということです。

目先のことしか考えられていないため、その後に起こるであろう様々な問題が見えていません。

 

上司は基本的にミスをしてはいないという考えをお持ちの人も注意が必要です。

あなたが上司でこのような考えですと、もしミスした時に素直に謝ることができなくなります。

自分自身にプレッシャーを与えすぎると、いざという時の逃げ場がなくなり、結果信頼をなくすような行動に出てしまいます。

 

上司であろうと部下であろうとミスをすることは絶対にあります。

そこで、すぐにミスを伝えることと、被害を最小限に抑えるための対策が取れるような環境作りを目指して行きましょう!

 

今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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