「仕事に余裕がない…」と感じた時にすぐに取るべき行動とは?【実体験を元に解説】

 

皆さんは「仕事に余裕がないと感じる時はありますか?

 

新入社員の方は、慣れない環境や覚えることの多さに余裕がなくなることもあるかと思います。

転職によって新天地で働く方も、期待値の高さからプレッシャーを感じて余裕がなくなることもあるのではないでしょうか。

 

仕事で余裕がない状態になると、通常であればなんでもないようなことをミスしてしまいます。それが焦りへと変わり、さらに余裕がなくなっていくという悪循環に陥るのです。

 

職場内での立場によって仕事の量も変わってきます。部下がいる人は周囲の状況を考えて的確な指示出しや、仕事のフォローなど、自分以外のところにも気を配らなければなりません。

 

私も長年店長をやっていますが、店長業務が多すぎて仕事に余裕がなくなり、辞めていく人を何人も見てきました。

 

実際に私もこれまでに「仕事に余裕がなくて辞めようかな…」と思ったことは何度もあります。

 

そこで今回は「仕事に余裕がないと感じた時にすぐに取るべき行動を私の実体験を元にお伝えしていきますので最後までご覧ください。

 

 

①仕事に余裕がないと感じた時

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仕事をしていて余裕がない状況なんてあるの?

と思われている方もいらっしゃると思います。

 

私はこれまで、販売業での店長という立場で仕事をしてきましたが、余裕がないと感じたことが何度かありました。

その時の状況をお伝えします。

 

新店舗オープン

転職でアパレルブランドに入社し、一か月の研修を経て、新店舗のオープニングマネージャーとして県外へ引っ越して仕事をする状況になりました。

 

その時は一ヶ月という研修期間の中で、会社の経営理念から商品知識、マネジメントなどについて学び、新店舗の設営、オープニングスタッフの面接、住まい探しなど、とにかく毎日が24時間では足りないくらい忙しかったのを覚えています。

 

新店舗がオープンしてからも、売上を取るために積極的に販売を行い、営業時間が終わってから仕入処理や商品発注、シフト作成など、ほとんど休憩を取ることなく仕事をしていたので余裕が全くない状態でした。

 

 

 

 

売上不振

この時はアパレルで店長をしていた時の話です。

関東で売上の悪い店舗があり、そこを立て直して欲しいとのことで転勤しました。

 

その店舗の状況については転勤する前に話を聞いており、とにかく店長とスタッフとの人間関係が悪く、お店の雰囲気も良くないとのことでしたが、実際に働いてみると想像以上に酷くてチームワークが一切取れていない状況でした。

 

そこで私が行ったことは、まずスタッフ一人一人と面談を行い、考え方や意見を聞いて、すぐに改善できるところから取り組み、店舗として売上を取っていくための目標設定、個人として売上を取っていくための個人目標を決めるというような基本的なことを見直したのです。

 

この時は日々の売上を確保しながらも、スタッフ間の人間関係や仕事へのやりがいを感じてもらうための取り組みに力を注ぎ、営業時間が終わりスタッフが帰ってから、店長業務や報告業務を終わらせるというスタイルでしたので、余裕は一切ありませんでした。

 

私が店長として実践してきたマネジメント方法についてお伝えしています。興味があればご覧下さい!

 



 

②余裕がない状態で気をつけるべきこと

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上記でお伝えしたように、当時は仕事量が多すぎて余裕がない状態が続き、とにかく一つ一つのやるべきことを終わらせることに集中していたのです。余裕がない時だからこそ気をつけるべきことがあります。

ここでお伝えすることは誰にでも起こりがちですので気をつけて行動してしてください。

 

人間関係

仕事に余裕がない状態では視野が狭くなります。

 

私としては周囲の状況も確認しながら仕事に取り組んでいるつもりでしたので、何も問題ないと思っていましたが、私とスタッフとの間には微妙なズレが生じていたのです。

 

私が残業して仕事をしているのをスタッフも知っていたので、店長業の大変さを理解してくれているものだと思っていました。ですから、簡単な作業や客注などはスタッフに任せていたのですが、スタッフからしたら

店長は客注などの対応はスタッフがして当たり前だと思っている。

という不満の声が上がり、お互いにストレスが溜まる状態になってしまっていたのです。

 

その時のことを振り返ると

リュウ
こっちも残業してまで多くの仕事をこなしているんだから、簡単な仕事くらいはしてくれよ。

という傲慢さがあったのではと思います。

 

実際に自分に余裕がなく、感謝の言葉も少なくなっていたのは事実です。

仕事に余裕がない時ほど、周囲への感謝の気持ちと謙虚な姿勢は忘れたらいけません。

 

仕事の質を上げる上で部下との関係はとても重要です。この記事ではいい関係を築くための考え方についてお伝えしています。

 

 

体調管理

この当時はフルタイムで仕事をしていたので、自分の時間が取れずに睡眠も平均3時間くらいの生活をしていました。そのような生活に慣れてくると、それが当たり前にはなってきますが、ずっと疲れが残ったまま仕事をしているというのは感じています。

 

体を壊してしまっては仕事ができなくなり、結果として周りに迷惑をかけることになりますので、仕事量が多くて余裕がない時こそ、体調管理には人一倍気をつけるようにしましょう。

 

30年間、病気知らずという著者がどのように体調を管理をしているのかについて詳しく解説されています!

 



 

③余裕がない時に取るべき行動

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「仕事に余裕がないと感じた時が行動を起こすチャンスです。

 

私も本当に追い込まれている時は、「余裕がないと感じる暇すらありませんでした。そうなると仕事も上手くいきませんし、体調も悪くなる一方です。

 

ここでは、「仕事に余裕がないと感じた時に取るべき行動をお伝えします。

 

現状把握

「仕事に余裕がないと感じた時の現状把握を行いましょう。

仕事とプライベートのどちらも必要です。

仕事であれば

・出勤時間、退勤時間、休憩時間

・日々の業務リスト

・仕事の優先順位

・自分がやるべき業務と周りに頼める業務の仕分け

・周りとのコミュニケーション

・仕事へのモチベーション

プライベートであれば

・起床時間、就寝時間

・趣味

・ストレス発散

・周りとのコミュニケーション

・体調管理

このように仕事とプライベートの現状把握を行うことで、自分のことを客観的に見直すことができます。

一旦冷静に考える時間を作ることで、「今頑張ってやるべきこと」「今しっかりと休むこと」が分かってきます。

 

 

睡眠環境

睡眠には肉体の疲労回復だけではなく、脳を休める効果もあるのでとても重要です。

 

私も昔は睡眠のことなど全く気にしていませんでしたが、仕事を無理して頑張っていた時にずっと疲れた状態が続いていたので、病院で相談したら睡眠の重要性を教えてくれました。

 

そこから睡眠について勉強し、ただ寝るだけではなく質の良い睡眠が取れるように意識するようになったのです。

私が実際に行なっている睡眠の質を良くするための取り組みです。

 

・運動

時間があればランニングやウォーキングを行いますが、ない時には自宅で筋トレをしています。YouTubeで検索すると5分くらいの腹筋運動などもあるので、それを見ながらするのも効果的です。

 

・食事

寝る直前に食事を取ると睡眠の質が低下するので、寝る23時間前までには食べ終わるようにしています。それでも仕事で遅くなる時には、消化のいい食べ物(豆腐、ささみ、白身魚、うどん)をメインに取るようにしています。

 

・寝る前のスマホやパソコンの使用禁止

スマホやパソコンの光は強く、脳を刺激して寝つきが悪くなるので気をつけましょう。ですので、寝る前には本を読むようにしています。すると自然と眠気がくるのでスムーズに寝れるようになります。

 

本当に体のことを考えるなら睡眠環境を整えることはとても大切です。

 

「究極の疲労回復」と「最強の覚醒」をもたらす最高の睡眠法が、本書では明かされています。「寝つきが悪い」「朝起きれない」「日中眠たい」といった睡眠に関する悩みも一挙に解決してくれる、眠りに関するすべてが詰まった1冊です!

 



 

④余裕がない時、実際に効果があった方法

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四六時中仕事のことが頭から離れないくらいに余裕がない状況の中で、私が実際に行って効果があった方法をお伝えします。

 

チェックリスト作成

目の前の仕事量の多さにストレスが溜まることもあったのですが、日々の業務でやるべきことをリスト化し、それが終わるとチェックを入れていくようにしたことで仕事量に圧倒されることがなくなりました。

なんでも中途半端にするよりも、一つ一つの仕事を確実に完了させていくことで気持ちに余裕が出てきます。

 

必ずと言っていいほど、イレギュラーに発生する業務は出てきますが、日々の業務チェックリストを作成して実行していけば、「今日中にやるべき仕事」「明日以降にまわしてもいい仕事」の判断もつきやすくなるので、是非とも試してみて下さい。

 

仕事を早く終わらせるために効果的な3つの方法をお伝えしていますので、こちらも合わせてご覧下さい。

 

 

寝具の見直し

上記で睡眠環境を整えることの重要性をお伝えしましたが、なにより大切なことが自分の体に合った寝具を使うことです。

 

私はずっと低反発のマットレスを使用していましたが、かなりヘタレていて朝起きると首、肩、腰が痛くなることが増えましたので、自分に合った寝具を使用してみることにしました。

 

体に負担をかけない寝姿勢は自然に立っている姿をほぼそのまま横にした姿と言われています。これだけ聞くと「意外と簡単そう」と思うのですが、これができていない人が多くて、その理由としては、横に寝たときには自分の体重が均等になるわけじゃないんですよ。

頭部8%

背中33%

お尻44%

脚部15%

人が寝ている時の体重の分散度合なんです。

 

見て頂くとお分かりのように、背中からお尻にかけて全体重の約80%の体重が集中しています。これで私が柔らかめの敷き布団に寝ると、体重が一番かかるお尻の方からゆっくり沈んでいってくの字の寝姿勢になります。当然これだと腰に負担がかかり、痛くなる原因の一つとなります。

 

そしてもう一つ大事なのが「体圧分散」です。

体圧分散とは、その名の通り体の圧を分散することなんですが、人の体は肩甲骨とお尻が少し出ているので硬い布団に寝るとそこに圧がかかります。そうすると周辺の筋肉がこわばって疲れが取れなくなるのです。

 

それが体圧分散のできる布団に寝ると、肩甲骨とお尻の出ている部分だけは沈んで、圧を体の後ろ全体で分散するので楽に寝れます。そして睡眠の質を良くして、体の疲れを取るために購入したのがこちらの商品です。



[muatsu] ムアツふとん 2フォーム三つ折りタイプ 110 シングル ブルー・ブラック

ムアツは適度な硬さを持った特殊ポリウレタンフォーム製。そして独自の凹凸構造が体全体を均等に支え、身体が沈みすぎず理想的な寝姿勢を保ちますので、腰痛でお悩みの方に大人気です。

 

この敷き布団の特徴は体を支えるところがたまご型になっているので、ほどよく体が沈むんですが、腰の部分はしっかり支えられているのでとても気持ちよく眠れます。これに寝てから首、肩、腰の痛みがなくなって熟睡できるようになりました。

 

しっかりと体を休めて疲労回復することで、その日の嫌なことは忘れてまた新たな気持ちで仕事を頑張れるようになったので、仕事に余裕がないという方は是非とも試してみて下さい。

 



 

まとめ

今回は「仕事に余裕がないと感じた時にすぐに取るべき行動を私の実体験を元にお伝えしていきます。

①仕事に余裕がないと感じた時

②余裕がない状態で気をつけるべきこと

③余裕がない時に取るべき行動

④余裕がない時、実際に効果があった方法

仕事をしていく上で必ず大変な時期はあります。

私も今回お伝えした時期のことを今思い返しても

リュウ
よく体がもったな…

と思うくらい過酷でした。ですが、このような経験を乗り越えられたからこそ精神的に強くなれた部分もありますし、多少仕事量が増えても余裕をもって対応できるようになれたのも事実です。

 

今回の記事は全ての方のためになるというわけではありませんが、仕事に余裕がないと感じた時に少しでも参考になればと思いお伝えしました。

今後も体験談を踏まえてお伝えしていきますので、参考にして頂ければ幸いです。

 

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