学生時代はもちろんのこと、社会人になっても覚えないといけないことはたくさんありますよね。
日々の業務など毎日行うものは自然と覚えていきますが、プレゼンや自分の考えを提案する時など、仕事では覚えておいた方がスムーズに進むことが多々あります。
今よりスキルアップを目指している方は「資格」や「語学」を学習する際にも覚えることは必要です。
そんな中で
と悩んでいる人はたくさんいます。
私もその一人でした。
だからこそ
と考えた末に辿り着いたのが今やっている暗記法です。
そこで今回は、私が実践している「確実に暗記する方法」としてスキマ時間を使った簡単な暗記法についてお伝えします。
確実に暗記する方法【繰り返し】
簡単な言葉や、ある程度聞いたことがある言葉ならすんなり頭に入りますが、初めて聞く言葉や長文になると、何度繰り返しても中々覚えることができません。
覚えることができないまま時間だけが過ぎていくと、それが焦りに変わり、集中力が途切れ、結局諦めてしまうということになりかねません。
それを防ぐためにも「最初から完璧に覚えよう」とはしないでください。
特に、これまでまったく知らなかった知識を覚える際は、短時間で繰り返すことで初めて聞く言葉にも段々と馴染んできます。そうすることで、徐々に理解が深まり暗記に繋がるのです。
何度も繰り返して、最終的に暗記できればいいのです。10回繰り返して暗記できる人もいれば100回繰り返して暗記できる人もいます。
大事なのは「繰り返して暗記ができた!」という成功体験を積むことです。暗記に苦手意識を持っている人は、この成功体験が少ないのです。
ポイント
最初は簡単なものから繰り返して暗記をしていきましょうましょう。小さな成功体験を積み重ねていくことで暗記のコツも分かってくるはずです!
勉強する過程でカギとなる「モチベーションアップ」「習慣化」「覚えるためのインプット」「答えを出すためのアウトプット」をこの1冊でまるごと学べます!
【覚える】よりも【思い出す】
暗記で重要なことは、覚えることに時間を割くよりも、思い出すことに時間を使うことです。
自分では「確実に覚えた!」と自信満々で望んだ試験で、いざ解答用紙を目の前にすると頭が真っ白になったという経験はありませんか?
私はあります。
その当時、資格試験を受けに会場まで足を運びました。その資格試験は年に一度しか行われないこともあり、試験会場はピリピリとした緊張感で包まれていて、それが当時の私にはプレッシャーとなってしまい、いざ解答用紙を目の前にすると覚えていたはずの内容が出てきませんでした。
ポイント 「自分で覚えた」というくらいのレベルでは、本番で力を発揮できないので「スラスラ思い出せる」、分かりやすく言うと「口が勝手に話し出す」くらいのレベルまでもっていく必要があると考えるようになったのです。
「一つの文章を覚えるのに10秒、思い出すのに30秒」と予め時間を設定して行うのも効果的です。これを暗記ができるまで繰り返しましょう!
確実に暗記するための【ステップ法】
ステップ法を簡単に説明すると「一つ進んだら、また最初まで戻ることを繰り返す暗記法」です。
私はスターバックスが好きなので、今回はスターバックスのメニューを例に分かりやすく解説します。まず暗記するのはこちらの10個のメニューです。
スターバックスのメニューの中から、特に品名が長いものを選びました。これを①から順番に【ステップ法】で暗記していきます。
まずは「① ピーチ オン ザ ビーチ フラペチーノ」を覚えましょう。
見なくても言えるようになったら「② エスプレッソ アフォガート フラペチーノ」へ進みます。
②も見なくても言えるようになったら、また①へ戻ります。その際、①を見なくても言えるのか確認して下さい。
見なくても言えたら、次は②でも試して下さい。
①が言えなかったら覚えていない証拠なので再び覚え直しましょう。
①も②も見なくても言えるようになったら「③ ナイトロ ティー パイナップル コナ ポップ」を覚えましょう。
ここで③を見なくても言えるようになったら、また①に戻って①→②→③と順番に見ないで言えるのかを確認していきます。
これを⑩まで繰り返して暗記するのが【ステップ法】です。
ポイント ポイントは「見ないで言える」ことです。覚える時には見る、思い出す時には見ないを繰り返すことで暗記していきます。
このやり方だと
と疑問に持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、時間がかかるのは最初だけです。
①に戻って何度も繰り返すことで確実に記憶に定着します。一度覚えるとスラスラ言えるようになりますので、騙されたと思って一度実践してみて下さい!
こちらの記事では「暗記のコツ」についてお伝えしています!合わせてご覧ください!
スキマ時間を使った【スクロール暗記法】
上記の【ステップ法】をスマホを使って、いつでもどこでもスキマ時間に暗記できるのが【スクロール暗記法】です。
やり方は至って簡単で、スマホのメモ帳に暗記したいことを入力して、スクロールを活用します。
因みにスクロールとは「巻物」との意味もあり、画面に表示されていない部分を上下左右に移動させて表示することです。
要は、スクロールを利用して隠しながら一つずつ覚えていこうということです。
上記のスターバックスメニュー10個を使用して実際にやってみます。
まずはスマホのメモ帳にスターバックスメニュー10個を入力したら、①〜⑩の間で各3行間隔を取ります。
そして画面をスクロールしていき「① ピーチ オン ザ ビーチ フラペチーノ」がギリギリ見えるところに合わせます。
後は【ステップ法】にそって「①→②」「①→②→③」「①→②→③→④」と繰り返し覚えていくという流れです。
スクロール暗記法のメリット
◆暗記をする際には「見て覚える」「見ないで思い出す」ことを繰り返す必要があるので、その部分をスクロールすることで、簡単に見たり隠したりすることができる。
◆外出でもスマホなら持ち歩くので、ちょっとしたスキマ時間に暗記をすることができる。
◆スマホなので、覚えたいことをすぐに追加できる。(例えば、スターバックスメニュー10個を全て覚えたら次は特徴を覚えるなど)
① ピーチ オン ザ ビーチ フラペチーノ
特徴→ジューシーなピーチの果肉感とベースの組み合わせ
ノートだと、消したり修正したりして手間がかかりますが、スマホだと改行するだけなので数秒で出来ます。
① ピーチ オン ザ ビーチ フラペチーノ
② エスプレッソ アフォガート フラペチーノ
③ ナイトロ ティー パイナップル コナ ポップ
④ ナイトロ コールドブリュー ムース フォーム
ダーク キャラメル
⑤ ムース フォーム キャラメル マキアート
⑥ ダーク モカ チップ クリーム フラペチーノ
⑦ イングリッシュ ブレックファスト
⑧ コールド ブリュー with フィオール ディ ラテ
⑨ アイス スパークリング エスプレッソ with ミント
⑩ ナイトロ ティー シトラス ラベンダー セージ
このようにスクロール暗記法を使って、徐々に暗記していきましょう。まずは簡単なことから始めて成功体験を積んでください!
頭のいい人の多くが無意識に行っている暗記の思考過程とやり方を、図で見て理解することができます。誰でもすぐにコツをつかめるため、今日から実践することができる一冊です!
まとめ
今回は私が実践している「確実に暗記する方法」としてスキマ時間を使った簡単な暗記法についてお伝えしました。
私はこのような方法で暗記をしてきましたが自分なりのやり方があると思います。
【ステップ法】を使った【スクロール暗記法】も、一つのやり方として捉えて頂き、実際に試してみてください。
いろんな知識を吸収すれば人として必ず成長でしますのでトライあるのみです!