今回は、新しい職場で働くことになったあなたのために、上手なコミュニケーションの取り方をお伝えします。
新しい職場で働くことが決まると、ワクワクする反面
「職場に馴染めなかったどうしよう…」
「上手く会話できずに、変な人と思われないか心配…」
「積極的に話しかけらないけど大丈夫かな…」
と不安に考えてしまうことってありますよね。
これは普段からコミュニケーションが取れている人でも、新しい職場で働く際は必ず出てくる不安要素です。
私も転職での面接時に一緒に働く人達の年齢層を聞いたら、20〜50代と幅広く、当時20代の私は
「50代の人と話し合うのかな…」
「年上との接し方が分からない…」
「同年代にバカにされたらどうしよう…」
などと、ネガティブな方向に考える癖があり、働く前から不安になっていました。
これは、私の性格が明るいとか、容姿がイケメンとか、人に好かれやすいタイプとか、そういうことは関係なく、良好なコミュニケーションがどうやって取れるのかを考えて、実行した結果が今に繋がっていると思っています。(当時は本屋に行って「コミュニケーション」と名のつく本を片っ端から立ち読みしていました!)
コミュニケーションの取り方が分かれば、後は実践で試して経験値を上げていくだけです。
とみんな思っているはずです。
仕事をする上でも「コミュニケーション能力」というのはとても評価されます。
とはいえ、これまで人間関係で上手くいったことがなかったり、緊張すると上手く発言できなくなったり、という経験があると不安な部分が強くなりますよね。
そこで今回は、新しい職場で働くことになり、人間関係に不安があるあなたのために、上手なコミュニケーションの取り方をお伝えしていきます。
ココがポイント
その方法は大きく分けて3つです。その3つの方法を知ることで
♦︎短期間で親近感を得ることができる!
♦︎自分の頑張りが職場の人達に認めてもらえる!
♦︎大勢での会話もスムーズに対応できる!
このように、働いていく上で良好な人間関係が築けます。
と思っている人でも、コミュニケーションを上手に取りたいという気持ちがあれば、すぐに実践できますので心配無用です。
では、次から具体的にコミュニケーションを取る方法についてお伝えします。
①自己開示で親近感を演出する
自己開示とは? 自分のプライベートな情報を先に相手に伝えることで、信頼関係を築くテクニックです。
まず、新しい職場で働く時に必ず行うことがあります。それは「自己紹介」です。
そこで一気に親近感を得ることができると、その後のコミュニケーションが断然取りやすくなります。
ですが、人前で話すことに慣れていなかったり、緊張したりで、ありきたりな自己紹介になることが多いです。
実際に昔の私も
という、ごくごく平凡な自己紹介しか出来ていませんでした。
では、どういった自己紹介をすれば親近感を得ることができるのか?
上記でお伝えしましたが、自己開示とは自分のプライベートな情報を伝えることです。
ですので、自己紹介する際にあなたのプライベートな情報を入れましょう。
「はじめまして◯◯です。こういう人前で話す時はものすごく緊張して声が震えるのですが、聞き取りにくかったら言って下さい。これから宜しくお願いします。」 「はじめまして◯◯です。昔から人見知りなので皆さんの顔をすぐには見れませんが、仕事は頑張りますので宜しくお願いします。」 「はじめまして◯◯です。話すのは得意じゃないですが、その分聞くことには長けていると自負しています。これから宜しくお願いします。」
このような、等身大の自分のことを伝えるだけでも十分効果はあります。
ここでは間違っても
「はじめまして◯◯です。親が会社経営しているので将来はその会社を継ぎますが、こちらでは社会勉強をさせていただくために入社しました!」
「はじめまして◯◯です。最近、めちゃくちゃ可愛い彼女ができたので、彼女のためにも一生懸命頑張ります!」
「はじめまして◯◯です。よく周りからジャニーズにいそうな顔だねって言われます!見た目には自信があるので宜しくお願いします!」
このような自己紹介はやめて下さい!(羨ましがる人がたくさん出るかもしれません…)
ポイント 要するに、自己開示を使った自己紹介をすることで、あなたという人間がどういう人なのかを伝えることができます。
ちなみに、自己開示では、「失敗談」や「マイナス面」を伝えた方が周りの親近感は得やすくなりますので覚えておいて下さい!
新しい職場で自己紹介をする時は、自己開示を意識した自分なりのオリジナルな内容を考えておきましょう。
いくつか候補を用意しておくことをおすすめします!
コミュニケーションを取る上で「聞き上手」であることは重要です。詳細はこちらの記事をご覧ください!
②教わった仕事から疑問点を見つけ出す
その日教わった仕事は自宅で復習を行い、そこで新たな疑問点を見つけるようにしましょう。
その疑問点を次の日に確認することで、あなたの仕事に対する姿勢や意欲が周囲の人達に伝わります。
この疑問点を見つけるということが、出来ていない人が多いです。
当時私も、教わったことをメモに取り、帰って復習はしていましたが、疑問点など見つけることなくそこで終わっていました。
そして次の日に「何か聞きたいことある?」と聞かれても、何も考えていないので「いえ、大丈夫です。」と答えて終わるということを繰り返しており、その時の教えてくれている先輩の表情は微妙でした。
仕事を教えてもらう流れの中で
「ここまでは大丈夫?」
「何か分からないことある?」
と確認してくれる先輩や上司がほとんどだと思います。
要所要所で確認することで、あなたが本当に理解できているのかを確かめるためです。
この確認も仕事上での大切なコミュニケーションとなります。
「何か分からないことある?」に対して「特にありません。」だとそこで会話が終わってしまいます。
どの職場でも、上の人から可愛がられている人っていますよね?
そういう人は、仕事上でのコミュニケーションを取るのが上手です。
つまりは、「何か分からないことある?」という質問に対しても、しっかりと答えることができています。
ではどのようにして、教わった仕事から疑問点を見つけ出すのか?
ここで大切なのは「イメージ」です。
例えばあなたがレジの操作方法を教わったとします。そこで「レジを操作している自分の姿をイメージ」して下さい。より具体的な方が疑問点を見つけやすくなります。
「土日で集客が多くてバタバタしている時に、釣り銭が足りなくなったらどうしよう…」 「海外の人に両替を頼まれたらどうしよう…」 「もし、商品券を出されたらすぐに対応できるのか不安だ…」
など、具体的なイメージをもって考えれば、疑問点を見つけ出すのはそんなに難しいことではありません。
その時の状況をリアルにイメージして、疑問や不安に思ったことを先輩や上司に確認して下さい。
今では教える立場にある私が一つ言いたいのは「教える方も聞かれた質問に対しては、しっかりと答えられるようにしておく必要がある」ということです。
教える立場の人が不安そうに
なんて言われたら、教わる方はもっと不安になってしまいます。
こういうことにならないように、教える方も常に情報のアップデートは必要ということです。
教わった仕事から疑問点を見つけ出す癖をつけておけば、自分で考えようという意識が芽生えます。
言われたことを実行するのは誰でもできますが、そこから違う視点で考えることで、新たなアイデアや改善するポイントが見つかるかもしれません。
ポイント
最初のうちは教わることが多いので、まずはそこで積極性を見せることが、短期間で職場の人達に認めてもらえるようになるための方法です。
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