「おしゃれは足元から」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

私が以前、アパレルショップで店長をしていた時には、「トップス」「ボトムス」はこだわって良い物を着ているんですが、足元を見ると、履き潰した感じのスニーカーや手入れされていない革靴を合わせている方を結構見かけました。
注意
仕事で取引先への営業に向かう時も、プライベートで女性と食事に行く時も、相手はあなたが思っている以上に足元を見ています。
何十万もするオーダーメイドのスーツや、ブランド品のジャケット、ヴィンテージのジーンズを着ていても、足元がだらしなかったら「身だしなみができていない」という印象を与えてしまうのです。
まずは足元を意識して、「トップス」「ボトムス」に合った靴を選んで下さい。そして、手入れも怠らないようにして下さい。
その上で
「おしゃれに見せるための靴選びが分からない…」
「高い靴を買ったから、しっかり手入れをして長く履いていきたい…」
「そもそも手入れの仕方が分からない…」
という方はまず、「おしゃれな人の足元」に注目して、それを取り入れてください!そして具体的に「おすすめな靴の種類」もお伝えしますのでそちらも参考にしてみてください!
おしゃれな人の基本コーディネート
まず、コーディネートのパターンを大きく2つに分けます。
・キレイめコーディネート
・カジュアルコーディネート
キレイめコーディネートに代表されるアイテムは「ジャケット」「シャツ」「スラックス」「革靴」です。
カジュアルコーディネートに代表されるアイテムは「パーカー」「Tシャツ」「ジーンズ」「スニーカー」です。
この代表されるアイテム同士で組み合わせると
「ジャケット」+「シャツ」+「スラックス」+「革靴」
ビジネススタイルっぽくなり、普段のコーディネートで着ると「固すぎる印象」を与えてしまいます。
「パーカー」+「Tシャツ」+「ジーンズ」+「スニーカー」
カジュアル感が強くなり、普段のコーディネートで着ると「幼すぎる印象」を与えてしまいます。
では、どのようなコーディネートがおしゃれに見えるのか?それは「適度にバランスの取れたコーディネート」です。
「ジャケット」+「シャツ」+「スラックス」+「革靴」の中で「シャツ」をカジュアルアイテムの「Tシャツ」に変えます。
「ジャケット」+「Tシャツ」+「スラックス」+「革靴」
こうすることで、キレイめな雰囲気の中にもTシャツのカジュアル感があり、とてもいいバランスになります。
「パーカー」+「Tシャツ」+「ジーンズ」+「スニーカー」の中で「スニーカー」をキレイめアイテムの「革靴」に変えます。
「パーカー」+「Tシャツ」+「ジーンズ」+「革靴」
こうすることで、カジュアルな雰囲気の中にも革靴による大人っぽい印刷を与えることができます。
ポイント
適度にバランスが取れたおしゃれなコーディネートというのは「大人っぽく見える」コーディネートのことです。
そこを意識してもらうだけでも大きく印象が変わりますので、是非とも試してみてください!
◉「初心者でももっと詳しくおしゃれになる方法が知りたい!」という方はこちらの記事をご覧ください!
②おすすめの革靴+ボトムス
上記のコーディネートの基本でもお伝えしましたが、おしゃれに見せるためには「大人っぽさ」という要素は欠かせません。
そこでオススメするのがキレイめアイテムでもある「革靴」です。
ここでは、すぐに使える「4つの革靴」と、それに合わせる「ボトムス」をご紹介します。
ウイングチップ
特徴
つま先の革の切り替えに使われる革片(チップ)が、翼(wing)のような形をしているので、この名がつけられました。
つま先のブローグ(W型の模様穴飾り)も特徴で、「おかめ飾り」ともいわれます。
ブラックのウイングチップはきちんとした印象を出せて、キレイめな雰囲気に仕上がりますのでオススメです。
合わせるパンツは「ブラックパンツ」や「チェックパンツ」で合わせると大人っぽくなりますよ!
プレーントゥ
特徴
名前のとおり、つま先(トウ)に飾りのないプレーンなシューズです。
靴の基本形といわれるデザインで、シンプルなのでコーディネートを選びません。
ネイビーのプレーントゥは上品な雰囲気が出せるのが特徴です。足元にブラックをもってくると全体の雰囲気が重たくなる場合は、ネイビーを合わせることで軽さが出せます。
合わせるパンツは「ホワイトデニム」がオススメです!
ワークシューズ
特徴
労働者が作業用に履く丈夫なシューズの総称で、カジュアル感が強いのが特徴です。
ブラウンのワークシューズ は足元にボリュームが出ます。デザインとしてはカジュアル寄りなので、パンツはタイトなシルエットでバランスを取るようにしましょう。
合わせるパンツは「ベージュチノパン」がオススメです!
ドライビングシューズ
特徴
靴底がゴム、もしくはレザーにゴムが埋めこまれたタイプの靴のことです。
ソールにゴムを付ける事により、運転中でも靴底がすべらないようにしています。アクセルやブレーキを踏む足がより安定するように考案されているのが特徴です。
合わせるパンツは「タイトデニムパンツ」がオススメです!
◉「とにかく時間がなくて1日でも早くおしゃれになりたい!」という方はこちらの記事をご覧ください!
革靴のお手入れ
シューズはしっかりとお手入れすることが大切です。きちんとお手入れをすれば長く履けますので、基本的な知識は知っておきましょう。
お手入れは〈1〜5〉の手順で行なってください。
① 汚れを落とす
馬毛ブラシで靴についたホコリやちりなどの汚れを落とします。目の細かい部分やステッチ部分も入念に掃除して下さい。
カカトからつま先にかけて一方向にホコリを払い落とすようすることで、靴表面のホコリはきれいに無くなります。
一日履いた靴は、帰宅時に軽くブラッシングしてあげるだけでキレイが長続きしますので、習慣化することがオススメです。
ポイント
靴のお手入れの基本はブラッシングです。まずは大きな汚れやホコリを払ってきれいにしましょう。なぜなら、砂埃などが付いた状態でクリーナーで拭き上げると、革にキズが付く場合があるからです。
② クリーナー
クリーナー少量を布に取り、靴についた汚れや古いクリーム、ワックスなどを取ります。以前に塗った古い靴クリームを落としてあげることも大事な目的です。
靴クリームの原料は主に「水」「油」「ワックス」です。
油や蝋は酸化し、いずれその機能を失ってしまいますので塗りっぱなしは良くありません。
ポイント
古いクリームを除去してあげることで、新しいクリームの浸透も良くなるので、定期的にクリーナーを使ってきれいにしましょう。
③ クリーム
乳化性クリームは「水」「油」「蝋」でできており、乳液などの「スキンケア用品」のように、靴に水分や栄養、しなやかさを与えます。
クリームの色選びですが、靴にぴったりの色があればそれを選んで下さい。無い場合は、同系色の薄めの色を選べば問題ありません。無色は、購入間もない靴には最適です。ただ、補色成分が入っていない為、色は付きません。ですので、キズや色褪せは隠せません。
ポイント
長く履いてくたびれた感じが出たら、色付きのクリームでお手入れをすることをオススメします。
④ ツヤ出し
最後に、キメの細かい布で丹念に磨いてツヤを出しましょう。磨いていくたびにツヤが出てきて、きれいになっていくのが実感できます。
⑤ 保護
仕上げは防水スプレーで保護します。
防水スプレーは雨や汚れから靴を保護できますので必ず使用しましょう。
防水スプレーするときは靴から30cmほど離して全体にムラなく吹きかけます。水が浸入しやすいファスナーやステッチは念入りに吹きかけましょう。
スエード素材は防水スプレーをかけた後、乾燥させてブラッシングしてください。毛を起こすようにブラッシングをするのがコツです。
注意
防水スプレーをするときは、靴の中(インソール)にかからないようにしてください。インソールに防水スプレーがかかると汗を吸わなくなります。また靴底にかかると滑りやすくなるのでこれも注意しましょう。
◉革靴含めてトータルコーディネートでおしゃれに自信が出てきた方は「女性と出会うための行動」を起こしましょう!
まとめ
今回は、「おしゃれな人の足元」と「革靴のおすすめ理由」についてお伝えしました。
足元を意識するだけで、相手に与える印象も大きく変わってきます。これまではスニーカーが多かったという方は、革靴に挑戦してみてください!
ココがおすすめ
足元を「スニーカー」から「革靴」に変えるだけでも全体の雰囲気が大人っぽくなりますのでオススメです!
今回の記事を参考にして頂き、足元からおしゃれを意識してもらえると幸いです。