皆さんの周りで何かあるごとに言い訳をしてくる人はいませんか?
私の周りでも何かにつけて言い訳を繰り返し、一定の距離を取られているという人がいますが、そういう人達の中には自分で言い訳をしていることに気づいていないというケースもあります。
自分自身を振り返った時に
という人は注意が必要です。
正当な理由があるならばまだしも、ただその場を切り抜けたいがために言い訳をしているならすぐにやめましょう。
今回は【言い訳が多い人の特徴とデメリット】についてお伝えします。
①言い訳が多い人の特徴
「責任を負いたくない」「自分は無関係」など、自分以外のものに理由を見つけて、自分が行ったことは間違っていないと正当化しようとします。
注意 自己中心的で客観的に物事が見えていないので、自分を守るための言い訳に逃げてしまうのです。
私がアパレルで店長をしていた時にも言い訳が多い部下がいました。
当時、私が休みの前には部下に指示を出すようにしており
と、お願いしました。
そして休み明けに作業について確認すると
とのこと。
その日の売上は悪く、頼んでいた作業内容も10分あれば終わらせれるようなものでした。
その後、真相を聞いたら単純に忘れていたとのこです。
この部下は言い訳が下手で、少し考えればバレるようなことを平然と言ってきます。
客観的視点で見れていないので、とにかく思いついたことを言い訳にしてくるのです。
これがクセになっている人は注意してください。
上司から見て同じミスをするにしても
・素直に謝罪
・とりあえず言い訳
では、受け取る心象が違います。
なぜならば、言い訳をする人に対しては反省の色が見えないので、信頼関係が崩れてくるからです。
「自分は気付いたら言い訳している」という自覚がある人は信頼関係が崩れないうちにやめましょう。
「言い訳よりも愚痴を言うことが多い」と言う人はこちらの記事をご覧ください!
愚痴が多い人の「特徴」と「対処法」
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②言い訳をするデメリット
上記でもお伝えしましたが、「気付いたら言い訳をしている」という人は、言い訳をすることでのデメリットを知り、極力言い訳をしないように心がけてください。
ここでは3つのデメリットについてお伝えします。
相手の怒りを買う
どのような理由であれ、言い訳をすることは自分以外のものへの責任転嫁と受け取られます。
その逃げの姿勢から潔さが感じられずに、言い訳された方はイラッとしてしまうのです。
自分が関わって起きたミスに対して言い訳をするという行動は
「ミスが起きたのに反省していない」
「ミスが起きたのに人のせいにしようとしている」
「ミスが起きたのに言い訳で誤魔化そうとしている」
と相手の怒る要素が増えていき、信頼関係を悪化させます。
注意 このような言動が周囲に広がると、言い訳をしたあなたへの風当たりが強くなり、人間関係にも影響してくるので注意が必要です。
信頼関係がなくなる
自分のミスを認めず、他人や環境など何かのせいにする。
このようなことを行っている人は周囲からの信頼を得られません。
上司からしても、仕事を頼んだにもかかわらず、ミスした上に言い訳をされたら信用できません。
結果的に「責任を取ろうとしない人に仕事を頼むことはできない」という考えになります。
そして「この人に頼んでもミスされたら言い訳される」というイメージがついてしまい、最後は誰からも頼られなくなります。
注意 あなたのことを頼ろうとする人がいないということは、裏を返せば、あなたが困って誰かに頼ろうとしても誰も助けてくれないということです。
チームで仕事をする人にとって信頼関係がなくなるというのは致命的な弱点となります。
自分を傷つける
自分のことを守るために言い訳をして、その場を逃れることができても、その結果周囲からの信頼はなくなり孤立した状態になります。
そのような環境の中で過ごしていくには大変厳しく、そこから新たに周囲の信頼を回復させるのは厳しい道のりです。
注意 最終的には味方がいなくなり、自分が行ってきたことを悔やみ、心に傷を負うことになります。
言い訳は自分を守るためのものではなく、自分を傷つけてしまうものだと認識しましょう。
自分がミスしたことを周囲に知られたくないので隠そうとする人の特徴などはこちらの記事でお伝えしています!
ミスを隠す人の心理と対処法
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③言い訳をやめる方法
ここでは言い訳をやめる方法についてお伝えします。
言い訳が多いという自覚がある人は、是非とも試してみてください。
素直になる
単純なようで難しいことです。
自分のミスを指摘なれたら、まずは謝罪することを心掛けましょう。
小さい頃、悪いことをしたら親に怒られましたよね?その時は「ごめんなさい」と素直に謝っていたはずです。
指摘されても、すぐに反論や言い訳したい気持ちを抑えてまずは謝罪しましょう。
ポイント 素直になることで一旦気持ちを落ち着かせることができるので、改めて自分の行なった行動の振り返りができます。
つまりは客観的に物事を考えられるようになるのです。そうするとミスをした原因が分かり、反省して、次は同じミスをしないようにと改善策を考えることができます。
可能性を考える
言い訳しようと考えた理由に対して
「本当に出来ないのか?」
「なにか他の方法はないのか?」
ということを考えるようにしましょう。
このような考え方にすることで、「この条件で言い訳しても無理がある」と気付くことができ、無駄な言い訳をしなくなります。
上記で、私から頼まれた仕事ができなかった時の部下の言い訳で「接客が忙しくてできなかった」とありました。
これを言う前に「これだけしか売上が取れていないのに忙しくて出来ないということはない」と考ることができれば、余計な言い訳はせずに素直に謝罪ができるはずです。
ネガティブなイメージをもつ
上記で「言い訳をするデメリット」についてお伝えしました。
〈相手の怒りを買う〉
〈信頼関係がなくなる〉
〈自分を傷つける〉
実際に言い訳が多いと「相手の怒りを買ってしまい」その結果「信頼関係がなくなり」最後は「自分を傷つける」ことになります。
ポイント 「言い訳をする=自分にとってマイナスな行動」というようなネガティブなイメージを持つことで、それが言い訳することへの抑止力となるので効果的です。
言い訳する人の多くはストレスを抱えています。こちらの記事では実際にストレス解消に効果があった方法についてお伝えしています!
ストレス解消するための4つの方法
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まとめ
今回は【言い訳が多い人の特徴とデメリット】についてお伝えしました。
言い訳をすることでプラスになることは何一つありません。むしろ、マイナスなことばかりです。
本人に自覚がなく言い訳しているケースがあるので、取り返しがつかなくなる前に自分の言動を振り返るようにしましょう。
言い訳をすることで、結局は自分が辛い状態になるということを理解できれば、コントールできるようになるはずです。
今回の記事を参考にして頂き、言い訳する自分から生まれ変わりましょう!